1か月後の再診の日。 私はもうあきらめていました。なぜならかんじんの中学生ハル君が「あんまり変わってない」と言っていたからです。 「イヤホンで両耳きいてみて」とやってもらっても「わからないな~」とかなり投げやりな態度。
右耳が難聴でヤキモキしていたのは私や祖父母、周りの大人だけ。 当の本人は「別に毎日の生活に支障ないし~(^^) 」とヘラヘラ。落ち込んだりは全くしていませんでした(どんだけ神経が図太いのか)
病院で再検査をし、先生の診察をまちました。 すると先生が結果モニターをみてひとこと「改善されてますね」
ええっ!? と私も検査用紙をみせてもらうと、たしかに数値がほぼ正常値に♪
中学生だと10~17の数値が正常値だそう(ハル君は15値ですからもともとよい耳ではない)。左右の聞こえ方もほぼ同じになってました。
奇跡だーーーー!!(≧▽≦)
ここ1か月半で一番テンションが上がった瞬間でした。 (しかし当の本人はやっぱり テンションが上がることもなく えー わからないなあと言ってました)
あまりにうれしくて、帰り道で何度も「よかったね!よかった!!」といったら「うるさいなあ(怒)わかったから」といわれる始末。
この1か月半薬を飲み忘れないように気をつかい、大きな音で音楽をきいていたら注意したりと、苦労していたのに、反抗期だから男の子はつめたいものです(;;)
治療終了!突発性難聴
先生からは「これで出来る治療はすべて終わりました。薬も今後はありません。」とのこと。 これで遠くの大阪労災病院にかよわなくてすみました。何より治ったことが本当にうれしい。
最後に… 治らなかった保護者さまへ
このブログを読んでくださるユーザーさんの中には、1か月半たったけど、やっぱり治らなかったという人もいらっしゃるでしょう。
難聴という症状を、長い目でみつつ慣れていくしかないのかなと思います。 子どもは順応力があります。 耳がきこえにくいことで不便な面もあるでしょうが、親子でしっかりと話あって乗り越えていっていただければと思います。
小学生・中学生・高校生の間はまだまだ成長期です。
少しでも毎日の生活が楽になるようになることを心からお祈りしております。